広島県の転出超過問題について(1)

広島県の転出超過数が日本一!(ワースト1位)という問題について、大学の授業の一環でこの問題を取り上げるようにとお題をいただき、調べることになったので、それなりの時間を掛けてそれなりに頑張ってまとめてみました。

せっかく何時間も掛けて頑張ったのに大学の20名ほどに発表して終わりなのは勿体ないなーと思ったのでこちらで公開してそれなりの反響があればということです。

詳細はリンク先のPDFをご覧いただければと思いますが、
結論としては、「広島県の転出超過数日本一!」という問題はそこまで気にすることではない。ということです。


その理由は、
報道で出ている数字は転出超過『数』であり、人口が47都道府県のうち13位と広島県は比較的上位にあるため、『数』が大きくなるのは仕方のないことであり、そもそも全国比較するような値ではないから。(ズレている)
転出超過『数』ではなく、県内全人口あたりの転出超過『率』をパーセンテージで表すと0.35%であり、他都道府県の方が全人口あたりの転出超過割合(率)が高いから。
人口流出(転出超過)(社会減)数より、人口減少(出生数ー死亡数)(自然減)数の方が明らかに多く、県の人口を維持するには人口流出より、人口減少をどうにかする必要があるから。(人口流出数を0にしたとしても、人口減少数が遥かに大きく、微々たるものにしかならない)
報道で出ている数字は国内移動数しか出ておらず、国外移動数を入れると、大きな数字にも、大きな割合にもならないから。また、国外流入数は、国外流出数と比べ、2倍程度ある。(考察:広島県は製造業が盛んであったり、大陸(アジア諸国)との距離が近く、国外との玄関口になっている可能性があるため国外流入数が多いのではないか。)
以上の4点であります。

正しい数字にすると、国外流入出数も含んだ人口動態を基に、全国の都道府県の全人口あたりの転出超過率になるのではないだろうか。

そして、レポート内でも明記しているが、広島県は「正確に表したものではありません。」と報道内容に対して反論しているのにも関わらず、転出超過問題に真剣に向き合い、『それ、広島で。』プロジェクトに真剣に取り組んでいるのはなぜだろうかと疑問に感じている。(正確な数字で問題ないのであれば、躍起になるのは何故?全国的な問題なので、特別頑張る必要はないのでは?)

ということで、詳しくはレポートにしてまとめていますので、ご興味あられる方は以下のPDFをご覧ください!
そしてご意見・感想などもお待ちしています!